2021式典演奏レポートその2
こんにちは。学習院輔仁会音楽部です。
前回に引き続き、2020–2021年度の式典本番の様子をご紹介します。
今回は写真を多めに盛り込んでみました。少しでも音楽部の雰囲気をお伝えできれば幸いです。
おはようございます!
音楽部の集合は、式が始まる約1時間前です。
会場に入ったら控室で衣装に着替え、楽器を出して準備をします!
男性は礼服、オーケストラの女性は全身黒で各自ドレスやブラウス・スカート等に着替えます。合唱団の女性は白のブラウスと黒のスカートです。やはり着替えると気持ちが引き締まりますね。
準備ができたら各自で小講堂へ移動して、軽く声出し・音出し。
朝早いのでウォーミングアップは必須!チューニングを合わせます。
昨年度はコロナ対策などの観点から残念ながら合唱団と管弦楽団が合同で演奏する機会がありませんでしたが、今回の式典では久しぶりに共演が叶いました。
なかなかの緊張感。
適当な時間になったら正堂へ入って、配置につきます。
こんなにも静寂のなかで時間が来るのをじっと待つのは、なんだか久しぶりの感覚です。
音楽部が演奏する曲目はこちら。
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 | マスカーニ | 式典開始前BGM |
『ゲレルトの詩による6つの歌曲』より 「自然における神の栄光」 |
ベートーヴェン | 学長・院長入場 |
国歌『君が代』 | 管弦楽用編曲近衛秀麿 | 一唱 |
蛍の光 | スコットランド民謡 | 卒業式のみ |
学習院院歌 | 作詞安倍能成 作曲信時清 管弦楽編曲福田一雄 |
1–4番 |
まずは管弦楽団だけで、式典開始前のBGMとして歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲を演奏。なかなかの緊張感。
ただ演奏するだけではなく、式の進行を把握しておく必要があるのです。
4階の調光室から担当者の方が演奏開始の合図を出してくれます。指揮者がそれを見てスタート。入学式の本番では演奏開始時間が予定よりも遅れていて、はらはらしました。
「自然における神の栄光」では、緞帳がひらくタイミングと院長・学長が入場するタイミングで指揮者から4階へ合図を出し、それから担当者の方が舞台袖に伝えています。
昨年度は新型コロナウイルス感染症に対する知見や前例が少なく手探りでの活動だったため、合唱団と一緒に演奏する機会を持てませんでした。
部員一同、今回の式典で久しぶりに音楽部らしさを感じることができたと思います。
改めまして、ご卒業・ご入学おめでとうございます。
お世話になった先輩方や、希望にあふれた新入生の新たな門出を応援することができてとても嬉しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
楽事委員長・管弦楽団学生指揮者
クラリネット3年 石川未夕