創部100周年記念 第66回定期演奏会 責任者インタビュー
学習院輔仁会音楽部は、管弦楽団と合唱団が合同で活動する団体です。例年、春は管弦楽団・合唱団それぞれでの演奏会を開催し、秋は合同での演奏会を開催しております。
今年度は創部100周年を記念して、ブログを公開しております。
今回は2022年の秋、11月6日(日)に開催されます「創部100周年記念 学習院輔仁会音楽部 第66回定期演奏会」第三弾のブログとして、部を統括する総務委員長ソプラノ3年鈴江実莉、管弦楽団責任者クラリネット3年栗山佳穂、混声合唱団責任者ソプラノ3年坂本美夢の3名より今回の演奏会に向けての意気込みを聞きました。
総務委員長 鈴江実莉
学習院輔仁会音楽部は、今年2022年に創部100周年を迎えました。
まだ記憶に新しい、演奏会中止という苦渋の決断をした時から2年が経過し、新しい常識の下でいかに最高の演奏会を作り上げることができるか、日々工夫しながら努力を重ねてまいりました。100周年を迎えるまでにも、先代の先輩方は、我々には想像に余りある様々な困難に立ち向かい、血の滲むような努力をされてきたと推察します。
このように創部100周年を迎えることができ、演奏会を開催できますことを、大変有り難く思っております。本演奏会では、今日まで学習院輔仁会音楽部を支えてくださった全ての方に向け、感謝を込めて演奏いたします。
管弦楽団責任者 栗山佳穂
私たち管弦楽団は、今年度「響」の一文字を演奏目標として活動をしてまいりました。この目標には、「自分たちや観客のみなさまの『心』に響く音楽をする」という意味が込められています。現在のような社会情勢のなか、仲間たちとアンサンブルを奏でられること、みなさまへ直接私たちの音楽を響かせられること、幸せに思います。
みなさまにとって、そして自分たちにとって、一生忘れられない演奏ができるよう引き続きラストスパートに向けて邁進いたします。どうぞご期待くださいませ。
混声合唱団責任者 坂本美夢
合唱団はレクイエムという難しい曲を響きで表現できるように練習してまいりました。
普段触れることの少なかった「死」。しかし、昨今の情勢において自分自身と重ね合わせて思い巡らすことも多くなってきたのではないでしょうか。
コロナ禍の影響を受けてきた学生生活。限られた時間の中でより豊かな青春を味わうために様々な想いを持って部活を続けてきた団員。そんな学生がこの曲の世界を深く理解し、想像し、創り上げる音楽。
この曲を通して多くの方に心の安らぎを感じていただきたいと思います。
以上、音楽部、管弦楽団、合唱団のそれぞれの代表より、演奏会への意気込みでした!
本番当日まで成長できるよう、部員一同引き続き練習を重ねてまいります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!