第65回定期演奏会リモート会場
こんにちは!学習院輔仁会音楽部です。
この度は第65回定期演奏会リモート会場にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
本演奏会は有観客開催です。約2年ぶりに一般のお客様もご来場いただけることとなり、お陰様でチケットは完売いたしました。この場を借りて感謝申し上げます。
昨今の状況に鑑み、今回もリモート会場を設置する運びとなりました。
直接ご来場いただくことができなかった皆様にも私たちの音楽をお届け出来るよう、精一杯演奏いたします♪
どうぞごゆっくりお楽しみください。
本会場での注意事項
- 本リモート会場内では飲食可能でございます。お好きなものをご用意ください。
- 未就学児のお客様もご入場いただけます。どなたでもお楽しみください。
- ご利用の端末の電源はオンにしていただきますようお願いいたします。
- 部屋を明るくして、画面から離れてご覧ください。
- 映像等の保存、撮影、転載等はご遠慮ください。
- お好きなタイミングで拍手をしていただけます。
- お声を出しての応援も大歓迎でございます。
- 途中入場・退場していただいてかまいません。
- 演奏中のおしゃべりもご遠慮なくどうぞ。
- 「歓喜の歌」ぜひご斉唱ください。
- 本演奏会は約2時間半のプログラムとなっております。適宜体勢を変え、ストレッチなどを行っていただくことをおすすめしております。
プログラム
メンデルスゾーン/6つの歌 作品番号48
曲目解説
本作品は、ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンにより作曲された。
“ImFreien zu singen(野に歌う)”というタイトルが、出版する際に付けられている。タイトルの通り、屋外で集って演奏する音楽である。ウーラント、アイヒェンドルフ、レーナウの詩を用いている。
1曲目Frühlingsahnung(春の予感)では、春の到来を歌っている。曲中で何度も登場する“O sanfter, süßer Hauch!(おお、優しく心地よいそよ風よ!)“と、それ以外の部分で織りなすテンポの緩急が特徴的である。
2曲目Die Primel(プリムローズ)は、早春に咲くプリムローズを題材としている。春の使者であるプリムローズが咲いたことへの喜びが、Allgrettoと16分音符によって表現されている。
3曲目Frühlingsfeier(春の宴)では、春の日の素晴らしさを歌っている。暖かく、柔らかいサウンドで春の喜びを表現する。カノンの形式をとる。
4曲目Lerchengesang(ヒバリの歌)は、冒頭は女声のみで始まり、続いて冒頭の女声の主題を引き継いだ男声が登場する。女声と男声が互いに追う旋律は、ひばりが飛び交う様子を想起させる。
5曲目Morgengebet(朝の祈り)は、熱心なカトリック教徒であるアイヒェンドルフの詩をテクストとする。主への祈り、そして朗らかな気持ちで巡礼に向かっていく様子を、緩やかなテンポで丁寧に歌い上げる。
春から秋へ移り変わった6曲目Herbstlied(秋の歌)では、春が去ってしまったことへの悲痛な思いを歌っている。しかし後半のAllegro以降では、新たな春の訪れを待つ前向きな気持ちが表されている。
参考文献
- R. Larry Todd. “Mendelssohn: Songs, to be performed outdoors”. Carus Verlag. 11.08.2020.
文責:混声合唱団学生指揮者 アルト3年 川嶋美穂
メンデルスゾーン/6つの歌 作品番号48 歌詞対訳
オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」より序曲
曲目解説
「天国と地獄」はオッフェンバックによって作曲された喜歌劇である。本来のタイトルは「地獄のオルフェ」という。物語はギリシャ神話の「オルフェとエウリディーチェ」のパロディで、離婚寸前の夫婦が地獄で出会い現世に帰還しようとする物語である。
この序曲はオッフェンバック自身の手で作曲されたものではなく、1860年のウィーン上演の際にカール・ビンダーという音楽家の手によって劇中の旋律を用いて編纂されたものである。快活な導入部の後に、クラリネット、オーボエ、チェロ、ヴァイオリンのソロが登場し、最後はカンカンと呼ばれるギャロップで締めくくられる。
楽器編成
ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、大太鼓、小太鼓、トライアングル、ハープ、弦五部
参考文献
- 柴田克彦著 東京フィルハーモニー交響楽団 第9回 平日の午後のコンサート
文責:コンサートマスター ヴァイオリン3年 関矢雄太
ビゼー/歌劇「カルメン」組曲より抜粋
曲目解説
ジョルジュ・ビゼーによって作曲された歌劇「カルメン」は、今や世界中のオペラハウスの主要なレパートリーになっている人気の作品である。物語の舞台はスペインのセビリア。タバコ工場で働いていたカルメンはある日同僚と喧嘩し捕らえられる。しかし見張り役であるホセを誘惑し脱出する。カルメンに恋をしたホセは密輸団に入るなどするが、カルメンの心はすぐに闘牛士のエスカミーリョに移ってしまう。やがてホセの婚約者であるミカエラがホセのことを迎えに来たが、ホセはカルメンのことが忘れられない。そして嫉妬に狂ったホセはカルメンに復縁を迫るが断られ、カルメンを刺殺する。今回演奏される組曲は、ビゼーの死後に編纂された物である。ビゼーの死後、カルメンの改作をエルネスト・ギローという作曲家が請け負い、オーケストラ組曲が完成した。そしてそれをベースにフリッツ・ホフマンという音楽学者が編纂した2つの組曲が今日多く演奏されている組曲になる。これらの組曲はカルメンの人気を後押しした。
前奏曲(闘牛士)
第1幕への前奏曲の前半に演奏される曲で、この曲の中でもっとも有名な曲である。闘牛士の入場場面の音楽で、中間部で闘牛士の歌が奏でられる。
前奏曲~アラゴネーズ
第1幕への前奏曲の後半に演奏される曲でオペラの悲劇的な結末を予感させる。そしてアラゴネーズはスペインの舞曲のメロディである。
間奏曲
フルートとハープによる美しい旋律が特徴的で、オペラでは第3幕への間奏曲である。
ハバネラ
オペラの第1幕でカルメンがホセを誘惑する際に歌われる曲である。
ボヘミアの踊り
第2幕冒頭でカルメンと仲間たちが酒場で踊る熱狂的な音楽である。
楽器編成
ピッコロ、フルート2、オーボエ2、イングリッシュホルン、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、テューバ、ティンパニ、シンバル、タンバリン、大太鼓、トライアングル、ハープ、弦五部
参考文献
- 山口博史著『ビゼー カルメン組曲』(解説文)全音楽譜出版社、2014年
- オヤマダアツシ著 新日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 曲目解説
- 堀内修著 東京フィルハーモニー交響楽団 2020年2月定期演奏会 曲目解説
文責:コンサートマスター ヴァイオリン3年 関矢雄太
ベートーヴェン/交響曲第9番 二短調 作品125「合唱付き」
曲目解説
本作品は、ベートーヴェン最大の交響曲である。自由な形式とその革新性は後世に大きな影響を与えた。歴史に照らしてみても、大きな節目として数えるに値する記念碑的な作品である。1815-17年頃よりスケッチをはじめ、総譜は1823年の初夏-1824年2月ごろに成立しているが、あくまで初期稿にすぎず、その後に細部を大幅に修正している。決定稿と断定できる単独の資料が存在しないため、最終的な完成がいつであるのかは特定できていない。
この曲において最も特筆すべき点は、今更いうまでもなく「合唱付き」であるということだ。交響曲に声楽を導入することは大きな挑戦であり、作曲者自身もかなり迷っていたふしがあるようだ。その第4楽章の歌詞は、シラー(1759-1805)の頌歌《歓喜に寄せて》から、ベートーヴェンみずからの引用による。この詩はフランス革命直前の1785年にドレスデンで書かれた。ドイツの封建的な専制政治の時代、当時26歳のシラー青年が自由や平等、自然、博愛の精神といった理念をうたいあげたのである。当時としてはラディカルな内容であったが、多くの知識人や若者に広く愛好され、曲をつけた例も決して少なくない。
初演は1824年5月7日、春と初夏の花が彩るウィーン、ケルントナートーアの宮廷劇場にて。ソリストの選出は混沌し、全体練習はたった2回しかなかった。戦争の影響でプロの演奏家が不足していたためにアマチュアが多く参加し、本来は必要のないピアノがわざわざ加わって合奏の崩壊を防いだといわれている。
そのころには、もうベートーヴェンの耳はまったく聞こえなくなっていた。曲が終わってもスコアに見入っていた作曲家は、アルトのソリストに促されて客席へ向き直り、やっと聴衆の拍手をみることができたという逸話がある。
ベートーヴェンの信条であった「苦悩を通しての歓喜」は、交響曲作曲の過程においても、曲そのものの構成においても反映されている。はじめ3つの楽章が前提となって、終楽章で音楽的にも内容的にも総括するという手法である。
万人に向けた純粋かつ普遍的なメッセージを込めたわかりやすさを備える一方で、断絶性にひそむ関連性やぎっしり詰まった器楽の処理の工夫、天国的な抒情世界へ連れていかれるような奥深さをも持ち合わせる本作品は、まさに人類のすべてにひらかれた不朽の芸術なのである。
第1楽章 Allegro ma non troppo e un poco maestoso
神秘的なトレモロ、ホルンの持続音から主題の断片が見え隠れする序奏から始まる。短調・長調を断定する3度がないため、漠然とした雰囲気で不安はあるものの、これから何か始まるに違いないという予感を与える。徐々に力を増して断片が合わさり、まとまりを成した主題の全貌はユニゾンでダイナミックにあらわれる。ニ調の主音と属音であるニ音とイ音がつくる力強い完全5度の第1主題は、一度目はニ短調、二度目は変ロ長調で繰り返される。それから第2主題は木管にあらわれ、優しく軽やかな印象。さらなる展開部では呈示部のピースをうまく扱い、堂々としているものの緊張感を孕んで進行する。ついにニ短調を確立した再現部は第1楽章の中でももっとも力強い音楽となる。曲の結尾ではバッソ・オスティナート(固執低音)の動きとともに第1主題を扱って壮大に締めくくる。
第2楽章 Molto vivace
複合3部形式のスケルツォ。冒頭、弦楽器のユニゾンとティンパニによる序奏から始まる。第1主題はやはりニ短調の主和音の分散からなり、第1楽章と明らかな関連を見せる。フーガのように重なって響きは増幅していき、全体合奏で主題全体が示される。意外にもハ長調に転調して、第2主題が導かれる。提示部では1小節を1拍と数える3拍子だが、展開部では4拍子となる。木管に対してティンパニが単独で呼応し、ホルンがその音型を受け継ぎ再現部へ。さて、トリオに入ると、ここまでのグロテスクな雰囲気から、歓喜を思わせる牧歌的な世界へうつる。2拍子となり8小節を単位として数え、民族風である。短調の陰りが導いて再度スケルツォを反復してコーダに向かう。最後に一瞬トリオがよぎるが、すぐに断たれてしまう。
第3楽章 Adagio molto e cantabile
アダージョとアンダンテの2つの主題をもつ、自由な変奏曲。これまでとは異なる天国的な楽想。木管の導入に続き、第1ヴァイオリンが静かにアダージョの主題をあらわす。これに対する管楽器の4小節ごとのエコーが、安らぎを定着させている。この主題の呈示が終わると、終楽章のニ長調をにおわせつつ、第2ヴァイオリンとヴィオラがアンダンテの主題を奏でる。曲は、2つの主題の変奏を1回ずつ、そのあとさらにアダージョ主題の変奏を2回おこなう。とりわけアダージョ主題の第3変奏では、第1ヴァイオリンの細かい装飾旋律と同時に主題の原型を木管が奏でる。複雑でありながらも不思議と統一感があり、心地よく瞑想する。金管のファンファーレで突然に意識を引き戻されるも変奏は続き、もう一度合図をうけて、アダージョ主題がまた少し見えたところで終わる。
第4楽章 Presto
管楽器の強烈な不協和音のファンファーレが鳴り、その混沌のイメージに対して歌いながら語るようなチェロとコントラバスの劇的なレチタティーヴォが呼応する。第2楽章の主題の断片、第3楽章のアダージョ主題が隙間から見える。アレグロ・アッサイに入り、木管が素朴に、しかし美しく「歓喜の主題」を奏でる。無伴奏の単旋律に対位旋律が加わり、声部が加わり、次第にきらめきと厚みを増してイ長調に達する。バス独唱が劇的にあらわれ、声楽を発見する驚きを与える。バス独唱と合唱の応答、それから次々に低音から高音へと積み重ねていく高揚感。シラーの頌歌が歓喜の主題に乗り、人類愛と平和の世界が広がっていくのである。すると一転、打楽器の弱奏とコントラファゴットの低音で異化され、8分の6拍子で行進曲風の変奏がはじまる。テノール独唱が「歓喜の主題」を変奏し、男声合唱と器楽の伴奏も加わって英雄的、民衆的なエネルギーを強めていく。器楽のみで8分音符の急速なフガートが劇的に繰り広げられ展開し、今度は全合唱で総括するかのように「歓喜の主題」全体を再現し歌いあげる。ここが俗にいう第九の合唱としてよく知られる部分である。さて、神の象徴としてトロンボーンが初めてあらわれ、「抱擁」の旋律を堂々とうたう。ここで一気に宗教音楽のような神秘性を見せ、想像力豊かな和声の進行とともに祈りの詩が天上の世界に昇っていく。その次に、ニ長調で「歓喜の主題」と先ほどの「抱擁」の旋律が二重フーガになる。現世の喜びと天上の崇高な世界が、音楽と言葉の力でひとつに統合されていく。途中でピアニッシモの切迫感ある問いかけがあり、イ長調で「兄弟」のことばを2度強調する。新しく弦楽器による細かい動きの重なりがあって、独唱4人が自由に絡み合うようにうたい、余韻を持たせて静まっていく。クライマックスは最も速度が速いプレスト。第1楽章でも述べたニ音とイ音の完全5度が頻出している。これまでの出来事を完結させるように渾然一体となり、音楽は大団円を迎える。マエストーソで詩の第一行を噛みしめるように歌いあげ、後奏ではさらに速度を増して一気に幕を閉じる。
楽器編成
ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、シンバル、トライアングル、弦五部
ソプラノ、アルト、テノール、バスの各独唱、混声合唱
参考文献
- 平野昭『作曲家 人と作品 ベートーヴェン』音楽之友社、2012年
- 音楽之友社編『作曲家別 名曲解説ライブラリー ベートーヴェン』 音楽之友社、1992年
- 土田英三郎解説 ミニチュアスコア『ベートーヴェン 交響曲第9番 ニ短調 作品125(合唱付)』音楽之友社、2003年
- 曽我大介『ベートーヴェン 交響曲第9番 終楽章 シラーの頌歌《歓喜に寄せて》による合唱』音楽之友社、2012年
文責:楽事委員長 クラリネット3年 石川未夕
ベートーヴェン/交響曲第9番 二短調 作品125「合唱付き」 原詩対訳
ご挨拶
指揮者より
日本ではベートーヴェンの交響曲第9番を年末にどこの国よりも多く演奏会が開催されること、そして、2020年はベートーヴェンにとって生誕250周年であったことを考えても、本来はたくさんの演奏会でそのメモリアルを称えていたはずであった。 しかしながらコロナの影響は、私たちから音楽を遠ざけてしまった。演奏会当日の会場だけではない。通常練習する場所の人数制限や条件など、今まで当たり前にできていたことができなくなってしまった。大学の授業はオンラインで行われているのもあり、音楽部メンバーがそもそも対面することすらわずかな時間となっていった。普通であれば開催するために必要な条件が全く揃わず、開催を断念せざるを得ない。
しかし、学習院輔仁会音楽部は違った。その不屈の精神でこの開催まで漕ぎ着けたのである。大変な道のりであった。それでもここまで来られたのは、音楽が私たちの背中を押してくれたことである。メンデルスゾーンは、私たちが心から望む「春」への憧れを美しい旋律に乗せて、そしてベートーヴェンは、再び世界中の人々が手を取り合えることを力強く表現している。
彼らの音楽を、聴いて頂きたいです。そして、改めて、本日聴いていただける皆様に感謝を申し上げます。
和田一樹
総務委員長より
本日はリモート会場へ私達の演奏を聴きに来て下さりありがとうございます。 このような時勢の中、多くの人に演奏を聴いていただき、同じ時間を共有できることに喜びを感じております。
今年度は新型コロナウイルスが猛威を振るい、今まで通りには行かない中で練習を重ねて参りました。練習場所の確保をはじめ、困難なことばかりでしたが、それでも演奏会を開催できることを大変嬉しく思う一方で、これまで当たり前のように活動ができていたことはとても幸せなことであったのだと痛感しております。
ここまで活動を続ける事ができたのも指揮を振っていただく和田先生、日頃ご指導くださるトレーナー及び部長の諸先生方、OBの方々、そして部員一人一人の協力、支援があってこそです。この場をお借りして心より御礼申し上げます。
本日は日頃より音楽部を支えご協力下さった全ての方への感謝とともに、楽しむ気持ちを忘れず演奏に臨ませていただきます。そして、私達の演奏が皆様の力になれたら幸いです。最後までお楽しみください。
総務委員長 神定遼
楽事委員長より
本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございます。このページにアクセスしていただき、皆さまに配信をご覧いただけること、大変うれしく思います。
本演奏会は合唱団と管弦楽団がそれぞれ演奏したのち、ベートーヴェンの交響曲第9番へとたどり着く、壮大な人生物語です。春には各団の定期演奏会を試行錯誤の末になんとか実現できました。両団が足並み揃える定期演奏会の舞台は約2年ぶりとなります。練習時間も場所も足りないなかで第九に挑戦するというのは大きな決断でしたが、音楽部の最大の持ち味を生かしたいという一心で、工夫しながら日々活動してまいりました。
音楽部一同の力を結集し、ともに音楽ができる幸せを感じながら、一音一音を大切につないで演奏してまいります。困難な時期にこの曲を演奏すると決めたことの意味、私たちの思いが少しでもお伝えできましたら幸いです。
最後になりますが、熱くご指導くださりました指揮者の和田一樹先生、トレーナーの先生方、諸先生方、ご尽力賜りましたすべての方々に感謝申し上げます。
楽事委員長 石川未夕